笑ってこらえて

下記、数日前のnoteのテキストです。
基本、そちらで公開しています。
なんてことない日記を綴っているのですが、これはこちらにも
紹介してもよいかなと思い、こちらにも更新します。
基本、日常的なこと等はそちらで更新しています。
どうでもいいことばかりですが。

下手糞な癖に、急いで打つものだから酷い文章ですが、
ご容赦ください。



本日22日土曜日は10時から始まりました。
先ほど終えて、次は15時から再開します。
最後の予約が16時からなので、それが終わったら本日は終了します。

笑ってこらえて



毎年大晦日の夜は走って成田山に向かいます。
幾度かやったことがありますが、恒例化するのは
息子が中学に上る前からなので、もう、結構長いこと
やっています。
やはり、恒例だからということもありますが、でも、
願掛けという意味合いをいつの間にか付け加えるようになり、
なので、欠かせなくなりました。


「今年は試合が出来ますように。」
「そして、お客さんを喜ばす試合が出来ますように。」
そんな願い事を一昨年も昨年も、今年も。



夏といっても7月頃でしょうか、本気でやる気ならそろそろ
やらないと間に合わないと思い、体重を落とし始めました。
ラグビーをやっていればラグビーの体型になるように、サッカーを
やっていればサッカーの体型になるように、野球をやっていれば、
他の何かをやっていればその体型になるように、ミット持ちを
やっていればミット持ちの身体付きになります。
なので、体重もそれなりに増えます。
太ってはいません。
ですが、指導の合間合間に走っていてもそうなります。


兎に角、走って練習して走りました。
決まってから落とせない、落とせないから超過するというのだけは
絶対にやってはいけません。
なら、最初からやらなければいいのです。
なので、入り口に立つための準備です。
7月末から8月末までで13kg落としました。
でも、そこから更に落とす7kgが本当の減量です。
51歳ですが、16歳からフェザー級です。



8月、日本テレビから電話が入りました。
間違いかとも思いましたが、話を伺いました。
確認しようがありませんが、嘘でそのような電話をかけて
くることが稀にあります。
もしかしたら本当にそうだったのかもしれません。
でも、その後音沙汰ないこともこれまで幾度かあり、なので、
半信半疑でいつも耳を傾けます。



僕自身、気がついたら消えていたい側の存在で、それで全然構わない
覚悟が出来ているので少し考えました。
ここまで着たら、自分が納得出来ればそれでいいので、なので、
やはり考えました。
どうでもいい存在のくせに勿体振って、と心無い言葉を受ける
のでしょうが、でも、勿体振ってなどなくそう思っています。



電話で話を伺って、気持ちの入った対応でしたのでジムで
直接話を伺うことにしました。
ですが、もう受ける気持ちにほぼほぼ固まっていたと思います。
8月某日、早めにジムに行きロードワークを済ませ、その頃に
テレビ局の方らがやって来ました。


簡単に話をして2時間くらいでしょうか、子供らがやってきました。
キッズの指導が始まるので今日はこの辺で、そんな感じに
なりかけたのですが、
「ちょっと見ていっていいですか?」
指導が始まり、
「撮ってもいいですか?」
に変わり、
「子供らに話を聞いてもいいですか?」
となりました。
親御さんらには後で連絡を取ってもらうということで
指導が終わり、子供らのインタビューがジム内で始まったので
僕は外に出ました。
僕がいたら子供らが喋りづらいだろうからです。


日を改めて後日、ジムを閉めてから翌朝まで1晩かけて
インタビューを行ったこともあります。 
夜明けまで続いたので、大分長いことインタビューが続きました。
担当のディレクターやスタッフの方方、とても熱心に接して
くれました。
色色と僕のことを調べてきてくれて、そして、聞き出そうとする
質問だけでなく姿勢も、なので、こちらも前のめりの気持ちで受け答えや
提供をしました。


生まれてからの幼少期のアルバムや、資料などお貸ししました。
貸して戻ってこなかったこと、これまで幾度もあります。
写真などは二度と戻ってこないので返してほしいのですが、
忙しくてどこかにやってしまい覚えていないのでしょう。
そんなことがこれまで幾度もあります。
なので、いつからか貸さなくなりました。

でも、よいものを作ってもらいたいと思ったので協力しました。
資料だけでもありません。
インタビューの所所もそうですし、使って欲しい映像等も出てくる
ことはありませんでした。
なんだっていいものは、8割の中の2割程度と考えています。



関根(勤)さんのコメント、とても嬉しく思います。
布施さんや、ドキュメントを随分前から撮影してくれている
内田さんなど、好意にしてくれていて、僕のことを伝えてくれる方を
紹介もしました。

内田さんに至っては相当な量の映像が更にあるのです。
なので、いつのどの部分が使われるか楽しみにしていました。
富士山までのものが使われるのだろうかとか、試合後に走って
帰る場面が使われるのだろうかとか、とか考えるだけで楽しめました。
でも、仕方ありません。
前述した通り、2割の持論です。
これまで伝わらなかったことを出してくれて満足です。
今回出なかった伝わらなかった映像はいつか内田さんが出すので
しょう。
僕も最後まで頑張らなくてはなりません。
8月に撮影して、10月に放送するというのでそれを楽しみにして
いました。
少しして、放送日が翌年1月に伸びたといいます。
そして、それよりも先に試合が決まりました。

自分があれこれいうのもどうかと思いますが、今の世の中、
使用できない文言や表現も、そして、事実もあります。
そして、膨大な量の映像もあります。
なので、仕方ないのは理解します。
著書等もタイトルが駄目とかあったのかもしれません。
Tシャツにもモザイクがかかるのだろうかなど心配していましたが
映って安心します。
子供らのインタビューも見たかったですが、そこは省かれて
いました。
最初の短いドキュメントはスポーツニュースで5・6分だったと
思います。
CM挟んでもう少しでしょうが、でも、それでも凄く長いのです。


「たった5分程度。」
いつだったか、放送後に馬鹿にされたことがあります。
見た側はそうやって上から馬鹿にするのですが。
教えてあげると悲しくなる感想が返ってくるので、いつからか
教えなくなりました。
ゴールドジム本八幡店での指導中、大体の放送される時間帯を
スタッフの方に伺いました。
水曜日、その番組の放送時間は、スクール指導中だからです。
一時指導を中断して、スタッフにお願いして店内のテレビを日本テレビに
合わせてもらいました。
指導を一時中断して、会員らとテレビの前に移動しました。


20時30分頃と聞いていたのでその時間に。
長くても10分15分くらいだろうと図図しく思っていました。
CM入れても15分という時間は長い放送になります。
当然、番組はそれだけではないので。
それだけでも十分凄いのです。
自宅に入った泥棒を捕まえた際、ジムの前の踏切が切断された際に
ニュースで20秒程度映っただけで、凄い反響でした。
踏切に至っては、背景で映ったというだけです。
終えてから腹筋などやろう、等と会員らに説明して、
スタジオを一旦出ます。


番組が映し出されて、会員らと眺めていました。
目の前で、自分が映るそれをみんなに見られるのは恥ずかしいですが、
でも、どの部分が使われるのか気になったので見ました。


再現ドラマまで作って頂いて、その中でインタビューを織り込まれて
作られていました。
再現ドラマの話でいうと、昨年秋頃、大人の僕役の俳優さんから連絡が
あり、昨年、ゴールドジム本八幡店へ体験に着ました。
指導の模様、そしてご自身もミットを蹴って、勉強というか観察して
いかれました。
使われなかったところもそちらの視点で沢山あったのではないかと
思います。

なので、僕の方でどこぞのどこかの部分を使って欲しかったとかの不満は
ありません。
自分なんかのことで、長長と時間を使ってくれたことが申し訳ない
程です。
一番驚いたのは、試合の映像が流れたことです。
2度と使われることはないと思っていました。
大人の事情で表に出ることは二度とないはずなのです。
だから個人で撮影してくれた方の映像がいつも使われるのです。
名前が売れてからの映像で、それだけだと、とても安っぽく思えます。
でも、そう思っていたのに流れて嬉しく思います。
力入れてくれたことに感謝です。


放送が終わって、時間を確認したら21時でした。
スタジオを出なければ行けない時間になっていました。
みんなで慌てて戻り、腹筋だけして後片付けして後にしました。
その間、僕のiPhone2台は鳴りっぱなしでした。
着信ではなく、SNSやメール、メッセージなどです。
電車内で体験希望の電話もかかってきました。
といっても少ない数です。
公式アカウントも、他も。
でも、数名ですが増えました。

ゴールドジム内でしたので、音声も聞き取れない程だったので、
帰宅してもう一度見ようと思ったのですが、風呂入って飯食ったら
見ながら眠ってしまいました。


翌朝、布団の中から見ましたが、改めてスタッフ共共皆さんに
感謝です。
ハードカバーの「ざまぁみろ!」のあとがき風に記したいと
思います。
ただ名前を羅列するよく目にする「あとがき」ではなく、
それを読者に読ませたいという発想で文章にして紹介しました。
それも提案した工夫の一つです。


そんな感じでスペシャル・サンクスを。


20歳の頃からインタビューをしてくれている布施鋼治さん。
デビュー戦から撮影してくれている藍原さん。
使われなかったけれど、フライデーに電話してくれた井上ちゃん。
練習にも参加して大人の僕役をやってくれた、ゆぶねさん。
番組制作スタッフのみなさん。
当ジムのキッズ、そして中学生からのジム生。

応援してよかった、関わってよかった、通ってよかったと
思わせることが出来るよう、ジムはずっとですが、選手としてはあと少しだけ
頑張っていこうと思います。
ありがとうございました。

                   立嶋篤史