2025/04/15
13歳の頃にキックボクシング を始めました。
有名になりたいだとか、金持ちになりたいだとかの不純な動機も
ありましたが、強くなりたいという想いが何より先にきます。
偉そうに記しているつもりはありません。
心ない解釈しかしない人も残念ながらいるので、なので、
そういう方はご自分の期待通りのページに移動された
方がよいかと思います。
中学2年生でした。
その頃は、何もなかったのです。
キックボクシングという競技に未来を感じるどころか
知っている人には忘れられた、そして一般の若者には存在すら
知られていない時代でした。
自分がキックボクシングの代名詞になってやると意気込んで
日日、どうしたらよいか考えていました。
説明なんてする必要はないでしょうが、周りと同じでは
いけないと思い、タイに行くことにしました。
人と違った経歴こそ、過去になった時にそれが自分を助けてくれる
と思ったのです。
自分なりに考えた人生の見返りの先行投資です。
過去は塗り替えられないから先に過去を作ってしまえばいいという
安易な発想でした。
タイに行って、現地でデビューして帰国して高校再受験しました。
それが渡タイの条件だったからです。
でも、自分の代がピークだったとはいえ、ベビーブーム世代が切れず、
なので、1年遅れでも合格したのは2次募集で受験した定時制習志野高校のみでした。
昼間は水道橋にある大検予備校に通いながら定時制に通うことにしました。
入学してすぐに日本でのデビュー戦が決まりました。
その頃です。
父はよく口にしました。
いい気になっていた僕は、粋がって大して聞く耳を持ちませんでした。
でも、その言葉等がいつも僕を支えてくれました。
試合後、顔を腫らして学校へ行くと担任の表情が険しくなりました。
中間試験の日に轢き逃げに遭い、入院して定時制は退学することに
なりました。
翌翌年、2年遅れで全日制に入学し、2年生で高校生チャンピオンになり、
一般紙のマスコミに扱ってもらえるようになりました。
高校生といっても19歳でしたが。
全部頭に描いた通りです。
3年生になった頃、後楽園ホールが満員になりました。
これも想定どおりです。
もらえるはずの驚くほどの金額のファイトマネーを滞納したり
踏み倒されたりして、何度も引退しようと思ったことがあります。
でも、自分が悪くないのにやめたくなかったのです。
現実は厳しく、なので試合感覚は悪くなっていきます。
試合前に2回目の交通事故に逢い、今度は加害者が分かっていても
選手生活そのものを続けることが困難になりました。
離婚もしたし父子家庭にもなったし、でも、やるはずだった
1試合だけはどうしてもやりたくて、アルバイトをしながら
少しずつ準備を始めました。
ジムを始める少し前です。
警備員、コンビニの倉庫で働きながら合間合間にメモして
帰宅してパソコンに向かい、訂正加筆の原稿を作成します。
「ざまぁみろ!」文庫化が決まり、蘇生の準備といったところでしょうか。
でも、現実は厳しく、だからといって何も変わりませんでした。
翌年、再起してやるはずだった試合をしました。
でも次のオファーが着て、やめる理由も見つからず続いてしまいました。
タイでデビューした15歳の頃、日本でデビューした16歳の頃に
100戦を目標にしていましたが、序盤で諦めていました。
そんなに減量は出来ないと身をもって知ったからです。
16歳の頃にフライ級まで落として試合して以降、フェザー級までも
落とすことが苦痛になりました。
そこから我慢と工夫だらけの生活が始まりました。
「ただ我慢しているだけ。」
僕を認めたくない輩はよく、口にしました。
そういう軽口を叩く輩には出来ないであろう我慢は
散散してきましたが、あらゆる工夫を重ねてきました。
試合以外は減量の練習期間です。
どれだけ走ったら、どれだけ着込んだら汗はどれだけ出る。
何を食べたら何を飲んだら、とにかく体重の落とし方を
試してきました。
理由は簡単です。
食べたらまた身体が動くからです。
また練習する為に、もっと食べるために、散散工夫をしてきました。
試合以外を含めたら、これまで1屯は優に越えた減量をしています。
それが別にどうだということくらい知っています。
ただ、自分に誇りが欲しいというだけの自己満足の延長です。
頑張ってよかった。
そう思いたいのです。
「有名だとかチャンピオンがとかではなく、やる以上は応援してくれた方が
この選手を応援してよかったと思ってくれるような選手を目指しなさい。」
デビュー当時、父は云いました。
現役中や引退後に、応援してくれた方が肩を落とすような
ことをしてはいけないことは勿論、よい意味で少しでも多く思い出を
作って欲しいと思い、やってきました。
今更報道されようとか思っていないからよいのですが、でも、37年間
階級を上げないで戦った人を僕は知らないので、少し自分に胸を張れるかなと
思います。
父のその言葉は今も僕の支えです。
あと少し、頑張れ自分。
4月25・26・27日は、お休みします。
追加あればまたここにお知らせします。
今月からしばらく12時から
14時の間休憩時間をいただきます。
⇓動画は少しの間お休みさせて頂いています。
こんな感じでやっています。
ASSHI-PROJECT2025年2月28・3月1・2・3・4・5日とどうでもいい立嶋の日常
練習風景は全ての会員が映っているわけではあ
りませんが、
こんな感じで行っているのだなと目安にしていただければなと
思います。
撮影した動画は会員はグループに。ビジターやみんなに見られたくない人は個人に。
女性は女性のグループに送っています。
こんな感じで指導しているのだと知っていただきたいだけで
やっています。
会員には自分のよいところ、楽しそうにやっているところなどを
見て欲しく作成しています。
公開は全ての方ではありませんが、でも、来られた全ての方に
動画は差し上げています。
ビジターにも勿論。
手を抜けないので、僕には丁度よいかと思います。
隙間があれば自分のことをやっています。
不在でご迷惑をかけたくないので来られる場合は連絡を
いただけたらと思います。
キャンセルなどが入り、早く終える場合もありますので、
そのへんはご容赦ください。
ジムは予約制で回しています。
入会の際、LINEのグループに招待し、以降そちらで予約をいただく
形になります。
女性は女性のグループがあるので、そちらにも招待します。
練習動画の共有や予約は女性は女性のグループで行っているのでご安心ください。
YouTubeのジムの練習動画も使わない方も複数いらっしゃるので
男性も女性もいっていただければと思います。
どんなジムか知って欲しいというだけの意図ですので。
キャンセルが入ると早く終えることもあります。
ご了承ください。
公式アカウントから、または電話で、またはHPからビジターの予約を
していただけたらと思います。