木曜日と金曜日からの土曜日

木曜日、いつも通り17時から子供曜日でした。
それから大人の練習時間が始まります。
下らない雑談を所所で交えながら。

金曜日の昨日は、商談というか打ち合わせをしてから
成田に向かいました。
昔から自覚はしています。
虚勢を張ってそう見せないようにしていたことは
認めますが。
僕のことなんてご存じないだろうと思っていました。

話を終えて、後にしようと出口に向かう前に、
視界から直脳への回路が事故渋滞を起こしました。
正面衝突と追突と、そして脱線して後続車が一斉に
クラクションを四方から鳴らします。
そして、それを客観的に見つめようと努める自分が、
自分お腹に存在することだけは理解出来ている状況でした。

「何故、ここに?」
あはずがないものが出口付近の椅子にかけられている
からです。

前述した通り、頭の中の事故渋滞は僕だけに限らず
頭を殴り合うボクサーやキックボクサーにはよく生じる
出来事と思います。
ただ、思ったことを口にすると、すぐにパンチドランカーだと
揶揄されるので、すぐに口にしなくとものちに陰口となって
自分の耳に入るので、それが嫌だから黙っていることが
多く、その癖で口にするまでに時間が度度があります。

勿論、自分の頭がおかしいのかと自問自答も瞬時にします。
幾度か見た走馬燈に近い感覚ですね。
走馬燈、見たことありますか?
意外と皆、些細なことで見たことがある方も多いとは
思います。
「右から左へ」
以前、そんなネタが流行りましたが、僕の場合はどの
場合も左から右へ、これまでの映像が瞬時に目の前のものを
無視して上映されるのです。
結婚式に流される思い出の映像を観ているような
感覚です。
この場合、感覚を味わったことはないですが、両親側の視線です。
客観的に見ながら、主観と照らし合わせる感覚が脳内で瞬時に
行われるのです。

だって、そうでしょう。
人気のある頃のそれではなく、落ちかけた頃に自分で作った
グッズが目の前にあるのです。
「え?」
理解できずに立ち止まりました。

「主人のなんです」
女性は云いました。
堪らなく嬉しい気持ちと感謝の気持ちが混じり合って
滲んで言葉に出来ない感情のまま表現出来ずにいました。
よく、応援に着てくれていたといいます。

試合前は流石に物販に顔出せませんが、試合が終わると
入り口付近のその場所に顔を出し、友人とそのTシャツを
販売していました。
今もTシャツの販売は行っていますが、そのころの反省諸共の
気持ちを繰り返し作っています。
もっとこうしたい、それの繰り返しです。
向上心と思ってください。
成長は遅いです。
そのまま成田に向かい、1杯コーヒーを飲んでからスタジオに
入りました。
一番新しい17歳の若者がコーヒーを差し入れしてくれました。
そんな訳でスクールが始まりました。
昨日はその若者と、僕と同年代の主婦と少し下の男性でした。

バラバラですが、基本練習は個人なので各各のペースで。
そんな訳で、もうすぐ出ます。
今日は10時から子供曜日です。
一般は14時からです。
昼飯を何にしようかホトトギス。