キックボクシングなんて

残念ながらキックボクシングなんてそんなものです。

頑張ったところで忘れられていくのです。
世間に興味を持って貰えない競技を引っ張り出したという
自負はあります。
認めてもらわなくても構いません。
否定したがる方もいらっしゃるでしょうから。

世間に関心を持っていただく切っ掛けになれたと思っています。
3昔辺りから。
でも、残念ながら頑張ったところで忘れられていくのです。
だから、色色と工夫を考えてきました。
そんなもの知らないというのならそうなのでしょう。
便乗しようとする人はいても同意して肩を組んでくれた人は
いなかったと思います。

いいのです。
そこは気にしていません。


いずれ、今の選手らも忘れられていくのでしょう。
そういう宿命です。
でも、それでは嫌なのです。
だから、頑張るのです。

 

試合などの過去の映像だけでなく、存在したという記録まで
消えてしまうのは我慢なりません。
僕だけでなく、先輩方や同輩後輩諸諸の、です。
いいのです。
嫌ってくれて。
いい恰好したい訳ではありません。
僕のことなんて好きでなくても、認めたくなくても。
僕は自分が消えたくないから、一緒の時代に頑張った先輩や同輩後輩を
思い出して欲しいから、その切っ掛けを自分が作りたいから
しつこくしがみついています。

それでも否定するならしてください。
でも、どうか同じことをしてみてください。

30年以上階級変えないで、戦って見せてください。


僕は自分が憧れた先輩や、競技に脚光すら浴びなかった同じ時代に
頑張った同輩後輩の存在や身体と心を張った試合を知らない方らに
思い出してもらえるよう、知らない方には知ってもらえるように
なって欲しいと願っています。

その引き出しを開ける切っ掛けを作ったのが自分でありたい。
僕なら出来るし、僕にしか出来ないはずです。
図図しくそう思っています。


他にいますか?
いませんよね。




他に昭和平成、令和と現役のキックボクサーなんて。





明日、胸を張ってリングを下りれる様、気持ち一杯試合しようと思います。
呼び捨てで叫んだら、いい試合が観れると思います。

彼は単純なので。