2023/02/12
下記、「あのね、」は、noteのテキストですが、ジムのブログにもよいかなと
思い、貼り付けます。
その下に、22年前に出版した「ざまぁみろ!」の表紙裏に記した
手紙「中途半端な奴らへ」も添えます。
昔のブログによく、貼り付けていました。
「あのね、」
昨日は10時からのキッズ指導を終えてロードワークに出ました。
試合が決まったからではありません。
ほぼ毎日、いつもです。
空き時間、休憩時間はいりません。
食事もなんとかします。
試合前もそうでない時も、走る時間がないと凄いストレスに感じます。
「会長。」
幕張本郷あたりまで走り、戻ってくる最中、
小学生が声をかけました。
視界に入っていたはずなのですが、考えながら走っていたので
呼び止められるまで気づきませんでした。
「今日来なかったじゃんか。」
イヤホンを外し、話しかけます。
理由は知っています。
学校で友達と上手くいっていないのだそうです。
気の弱い子です。
挨拶も声を出して出来ない子でした。
「友達と上手くいっていないんだろ?」
下を向いたまま頷きます。
「ジムおいで。会長のミット、叩くとすっきりするから。」
「あのさ、前はさ、挨拶も声を出して出来なかったけど
今はちゃんと出来るじゃんか。練習だって声出して頑張れる
ようになったじゃんか。」
黙って頷きます。
「嫌なこと全部忘れるからおいで。」
そういって、別れる前に、
「何しに行くの?」
「お菓子買いに。」
「そか。じゃね。」
そんな昼過ぎの出来事でした。
大人も子供もいじめはなくなりません。
気づかなかったことにしたり、なかったことにしているだけ
です。
大事なのは自分がいじめられないためにどうするかと
いうことだと思います。
今日は16時からの今走っている予約の会員らで最後です。
昨日会った子が、明日のキッズ練習に来たらいいなと期待しています。
どんなお菓子を買ったのか訊いてみたいと思います。
中途半端な奴らへ
あってもなかったことにしてしまう、
それがいじめ。
そこに存在してもないものにしてしまう、
それがいじめ。
教師はみんな
「うちのクラスにはいじめはなかった」
嘘つけ馬鹿野郎。
見えない振りをしていただけだろ?
拘わりたくないだけなんだろ?
いじめとは、この世から絶対になくならない
ものだ。
肝心なのは自分がいじめられないために
どうするかってこと。
加害者はみんな、罪を感じても覚えてもいない。
被害者はやられ損。
そこでネガティブに考えてしまうと、辛い自分を
どんどん追い詰めてしまう。
その逆境をポジティブに考えて、自分はどうしたら
いじめられないかを考える。
そして自分に自信が持てる何かを始めること。
僕は強くなりたかった。
みんなに羨ましいと思われる強さ、収入、知名度が
欲しかった。
だから、キックボクシングを始めた。
その3つを得て僕を見下した全ての奴に
「ざまぁみろ!」
そう云いたくて頑張ってきた。
中途半端になりかけている奴、いじめられている奴、
他の奴らにはない自分だけの武器(才能)が
あるはずだ。
躊躇しないで今、前に出よう。
もう後ろなんてないだろう?
頑張れ。
元中途半端な奴代表 立嶋篤史
22年前、2001年に出版した最初の自伝の表紙裏に
直筆で記したものを印刷してもらいました。
本全体の記述そのもの、下手糞な文章で恥ずかしいですが、
どうしても直筆でメッセージを添えたくて
無理いってやらせてもらいました。
小・中学生が自殺したり殺されたりすると悲しくなります。
人を簡単にいじめる子供なんていじめられてその苦しみを
味わえばいい。
そう思います。
自分の居場所が作れなかった子や、仲間外れにされている子や、
やはり似たような立ち位置で苦しい大人たち、我が子が成人したというのに、
やめないで続けている51歳の落ちぶれたキックボクサーが応援してるよ。
転んだら立ち上がればいい。
何回だって応援する。
頑張れ。
もっともっと頑張れと、毎日を送ってきました。
でも僕なんて、大したことはありません。
教えるということは教えながら自分が勉強すること、沢山勉強することが
出来ます。
今も勉強中です。
自分自身幾度も初心に返り、勉強になりました。
息子が小学一年生の時に僕らは父子家庭になりました。
色色なことがありました。
惨めな10数年でしたが、笑ってやってきました。
仕方ありません。
頑張りが足りないからこうなるのです。
子供だけではありません。
大人のいじめの話も小耳に挟むと悲しくなります。
そういう人間が消えてなくなればいいと思うのですが、
神様は不公平です。
神様に反省を促しますが、どうか部屋の枕でも殴ってください。
もしくは何かしらを蹴ってください。
ストレスは簡単に人を壊します。
殴ったり蹴ったりすることは一番のストレス発散になります。
ストレスは細胞を殺します。
細胞が死ぬとシミやシワが増えてしまいます。
もし、気が向いたらいつでも僕のジムに来てください。
自分を壊す前に僕の持つミット叩いてみませんか?
旨い飯食わせます。
いつか、今の自分に「ざまぁみろ!」
一キックボクサー 立嶋篤史